さわやか整体通信

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トレーニングと症状③ 関節の安定性と可動性 筋肉の異なる役割

■2014/07/07 トレーニングと症状③ 関節の安定性と可動性 筋肉の異なる役割
このシリーズは6月5日以来です。
前回までは体幹の重要性を中心にお伝えして参りましたが

当然体は手足があって作用点は大概その手足です。

体幹は手足の動きの起点となると同時に
手足を結ぶ連結部分として強さが必要となる箇所です。

例えば短距離走で
腕の上方スイングの反動が同側の足底に伝わるかどうか
体幹がしっかりしているか、それともフニャフニャであるかによって
推進力が違ってくるのはイメージしやすいと思います。

ではその腕や脚も1本の棒かというとそうではなく
当然ですが股関節、膝関節、足首、そして足部や足の指といった
いくつもの関節があります。

体幹が強化されてきたら
関節の固定力です。
膝を伸ばす代表的な筋肉は大腿四頭筋で
4つの筋肉がまとまってひざ下の「弁慶の泣き所」についています。
その4つを見ると骨盤から始まる「大腿直筋(だいたいちょっきん)」
ももの内、正面、外からそれぞれ始まる
「内側広筋(ないそくこうきん)」「中間(ちゅうかん)広筋」「外側(がいそく)広筋」
に分類されます。

この4本はそれぞれ役割があり
大腿直筋が「膝を伸ばす」という能動的な役割を担うのに対し
ほかの3本は主に「伸ばした状態で固定する」「膝関節を安定させる」といった
受動的な役割を果たします。

それぞれトレーニング方法も異なりますので
ジムで座ってひざを伸ばす「レッグエクステンション」を普通に使うだけでは
3本の広筋の固定力はつきません。
とくに内側広筋は日常の生活で鍛えられることが難しく

内外のアンバランスから、弱いと膝痛などの原因にもなります。

膝に限らず、
主にまたぐ関節が複数の筋肉(多関節筋といいます)は動きに
またぐ関節が1つの筋肉(単関節筋)は固定に働きます。

固定というのはその場でこらえるような静的な固定だけでなく
動きの中で軌道から外れないようにする動的な固定も含まれます。

体幹力と固定力で正しいフォームができるようになってきたら
動的な負荷の大きなトレーニングをすることをお勧めします。

同時進行でも構いませんが

体幹力や関節の固定力を付けずに腕や脚の可動性だけを上げようとしても
体に1つの効率的な連動性として力を発揮しないばかりでなく
空回りして疲労が溜まったり、関節にアンバランスな負荷がかかり怪我の元にもなるのです。

つづく



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